俺の姫は幼なじみ【完】
「いつもそうやってキス、ねだるじゃん」
「……」
千幸にたくらんでいることをズバリ言われて、一瞬俺は、たじろんだ。
だって…
だって……
読者の皆様、俺の言い分を聞いてくださいっ!!←
千幸から二回だけはキスしてくれましたが…
それから、入院して…
その後、まったく…っ
まったく……っ
何もないんです!!←
そして…、今
明日の朝まで一緒にいられることになった状況で
健全な男子高校生の早川日向は
期待せざるを得ませんっ
↑変態
「日向?」
おっと…ぼーとしてしまった←
「じゃぁさ…キスはねだらないから…」
「から…?」
「3つだけお願いきいてよ」
俺はニヤっと笑った。
「えぇ―!?なんで3つも?」
不満を言う千幸。
「いいじゃん、キスはねだらないから」
「…うん」
…しめしめ…(笑)