俺の姫は幼なじみ【完】
「…ぇ…?///」
ボッと顔に火がついたみたいに熱い。
びっくりして日向をじっと見ると、耳まで真っ赤になっていた。
「っ///…見るなっ」
日向は顔をブレザーの袖で隠した。
きゅ――ん…ッ
「日向…」
「…ん?」
「ありがと…//」
「…別に…///」
そう言った後、2人で顔を見合わせて笑った。
日向、
大好きだよ…
ほんとはね…誰にも渡したくない。
もし、私が死んでも…
誰にも渡したくないよ…
私って…最強のわがままかも…。