俺の姫は幼なじみ【完】



「そろそろ帰るか」


「うん」



一時間ほど中庭で散歩をし、冷え込んできたので病室に帰ることにした。





――………




「眠いな…」



「部活は?」



「あぁ…ちゃんと行ってるよ、明日の昼も行く」



「そか…」



私がベッドに潜り込むと日向はブレザーをハンガーにかけた。




もう…8時か……。






日向といる時間はとてつもなく早く過ぎていく。






「さて…と」





…――!?///






「日向!?」





なんだか…背中が寒いなぁ…と、思っていると、


日向は私のベッドの中に今にも入りそうになっている。





「ちょ…っ//待って…日向っ」








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