俺の姫は幼なじみ【完】
日向はスースーと寝息をたてている。
「……」
男のくせに長いまつげ。
よくみると、整ってる顔。
幼なじみだったのに、そんなにじっと日向の顔をみたことはない私。
女の子からキャーキャー言われているのも、わからないでもない。
あまりにも気持ちよさそうに寝ていたので、ほっぺたをつんつんしてみた。
「…おりゃ…っ」
すると…、
「…んっ…」
と、声を出し、さらに私に近づいてきた。
ちょ、ちょ、ちょ…
待って!!///