俺の姫は幼なじみ【完】

●日向side




ジリジリジリジリ〜♪






「日向ぁ―
さっさと降りてきてよ―!!」






「―…ん…?」






下から聞こえてくる声と
目覚まし時計の音で
目を覚ました俺。








あっ!!
おはようございます。
読者の皆さん!!

俺、早川日向。

高校二年生。


ただいま、起きたばかり
です。




――…って
自己紹介してる場合
ぢゃね―!!
↑ノリ突っ込み…笑






パジャマの上を脱いで
制服のシャツを
はおりながら
俺はカーテンを開けた。






シャッ―…っ







「わりぃ…ちょ…待ってて」



俺が下の方を見ながら
そぅ言うと
そいつは慌てて顔を
真っ赤にさせながら
目をそらした。






「〜〜っ!!
日向…ま…前っ//」





「あぁ?」





「制服…ちゃんと来て…//」




「あぁ…」





そんな気にしなくても
いいのに…



< 2 / 327 >

この作品をシェア

pagetop