俺の姫は幼なじみ【完】
●日向side
ジリジリジリジリ〜♪
「日向ぁ―
さっさと降りてきてよ―!!」
「―…ん…?」
下から聞こえてくる声と
目覚まし時計の音で
目を覚ました俺。
あっ!!
おはようございます。
読者の皆さん!!
俺、早川日向。
高校二年生。
ただいま、起きたばかり
です。
――…って
自己紹介してる場合
ぢゃね―!!
↑ノリ突っ込み…笑
パジャマの上を脱いで
制服のシャツを
はおりながら
俺はカーテンを開けた。
シャッ―…っ
「わりぃ…ちょ…待ってて」
俺が下の方を見ながら
そぅ言うと
そいつは慌てて顔を
真っ赤にさせながら
目をそらした。
「〜〜っ!!
日向…ま…前っ//」
「あぁ?」
「制服…ちゃんと来て…//」
「あぁ…」
そんな気にしなくても
いいのに…