俺の姫は幼なじみ【完】



とりあえず、千幸が元気で良かった。




千幸と話していると、病室のドアが開いた。




ガラッ




「日向君、ごめんね、突然呼び出して…」



「あっ…いえ」



「ちょっときてもらえる?」


「はい…、」



千幸のお母さんは病室から出ていった。



「ちょっと行ってくるから」


「うん…」



少し顔色が曇った千幸のおでこにキスを落とし、俺は千幸のお母さんの後を追った。







< 236 / 327 >

この作品をシェア

pagetop