俺の姫は幼なじみ【完】
●日向side
―――……
――…
あれから、何回もジェットコースターに乗った俺達…。
千幸は楽しそうで、鼻歌なんか歌いながら順番が来るのを待っている。
俺はというと…、
「日向―、大丈夫?」
「だ…大丈夫……」
ぜえはあと、走ってもいないのに息がきれる。
だってよ―…、
怖いもんは怖いんだよっ←
まぁ…千幸が楽しそうでいいけど…。
「日向、順番きたよっ」
ニコニコしている千幸に手を引かれて、今日九回目のジェットコースターへ乗り込んだ。