俺の姫は幼なじみ【完】
「千幸、いつになく積極的だなっ♪」
「えぇ…っ//そ、そんな」
慌てて日向から離れようとすると、日向を突飛ばしてしまった。
「…いってぇ……っ」
その衝撃で日向は病室のドアに頭をぶつけて、座り込んでしまった。
「ごめんっ…大丈夫!?」
私は急いで日向のもとへ駆け寄った。
しゃがみこんで、日向の顔を見る。
「日向…?」
「……」
「ごめんね…?」
「……」
「ひな…っきゃぁ!///」
いきなり日向に腕をつかまれ、私は日向の足の間にすっぽり収まってしまった。
そして、後ろから抱きしめられる。
「捕まえたっ♪」