俺の姫は幼なじみ【完】



「千幸、いつになく積極的だなっ♪」



「えぇ…っ//そ、そんな」



慌てて日向から離れようとすると、日向を突飛ばしてしまった。



「…いってぇ……っ」




その衝撃で日向は病室のドアに頭をぶつけて、座り込んでしまった。




「ごめんっ…大丈夫!?」



私は急いで日向のもとへ駆け寄った。



しゃがみこんで、日向の顔を見る。



「日向…?」


「……」


「ごめんね…?」


「……」


「ひな…っきゃぁ!///」



いきなり日向に腕をつかまれ、私は日向の足の間にすっぽり収まってしまった。



そして、後ろから抱きしめられる。









「捕まえたっ♪」








< 264 / 327 >

この作品をシェア

pagetop