俺の姫は幼なじみ【完】
●千幸side
「はぁ─……」
ただいま午後8時30分。
私は昨日と変わらず、部屋のベッドの上でため息をついていた。
…電話…しちゃおうかな…
ケータイを開き、電話帳で日向の電話番号を探す。
「………」
…やっぱり…迷惑かな…?
そう思い、ベッドから立ち上がると、日向の部屋の電気がついた。
カーテンごしでも、隣に住んでるのでわかる。
「……よし…!」
私は窓へ近づいた。
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