俺の姫は幼なじみ【完】



「わ…たしも…、愛してる…」




私がそう言うと、日向はもう一度、こう言った。








「…返事…は?」











「…はい、お願いします…っ」






日向はニコッと笑うと、私の右手を唇によせて、キスを落とした。







「…ありがとう…、千幸」









「ううん…私の方こそ、ありがとう…」









日向は私をだきよせて、小さく息をはいた。









日向…

…日向

…日向……










大好きだよ…。










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