俺の姫は幼なじみ【完】
「…ぇ…っと……
なんで…日向が…?」
おどおどしながら聞く千幸。
「覚えてないわけ?」
日向は千幸の頭にのせていたタオルをとった。
「ぅん……」
「千幸がすごい熱だして
ぶっ倒れたから」
「うそ!?」
「本当」
そぅ言いながら、日向は千幸のおでこに手をあてた。
ちょ…っ
おいぃぃいっ!!///
「ん?…まだ微熱あるな…」
そぅ言いながら日向は体温計をとりだした。
いやっ
日向が手、当てたから
熱あがったんじゃぃ!!//←
千幸の気持ちはつゆしらず日向は言った。
「ん」
「ん?」
「服」
「服?」
千幸はちんぷんかんぷん。
「だ―か―ら―…」
「だから?」
「体温、計るから
パジャマのボタン、開けて」
はぃぃいい!?//