俺の姫は幼なじみ【完】



「…ぇ…っと……
なんで…日向が…?」



おどおどしながら聞く千幸。




「覚えてないわけ?」



日向は千幸の頭にのせていたタオルをとった。




「ぅん……」




「千幸がすごい熱だして
ぶっ倒れたから」



「うそ!?」




「本当」



そぅ言いながら、日向は千幸のおでこに手をあてた。








ちょ…っ
おいぃぃいっ!!///











「ん?…まだ微熱あるな…」




そぅ言いながら日向は体温計をとりだした。












いやっ
日向が手、当てたから
熱あがったんじゃぃ!!//←










千幸の気持ちはつゆしらず日向は言った。












「ん」


「ん?」


「服」


「服?」


千幸はちんぷんかんぷん。


「だ―か―ら―…」



「だから?」











「体温、計るから
パジャマのボタン、開けて」











はぃぃいい!?//











< 51 / 327 >

この作品をシェア

pagetop