俺の姫は幼なじみ【完】
唇が離れた。
「日向…っ//」
「…俺は…この前のキスから…千幸を幼なじみだって思いこむことをやめた」
「えっ//」
「千幸が…山下と付き合ってるなら諦める」
「……」
「けど…、もう俺は千幸を幼なじみだって思うことはできない」
「…っ//」
いつの間にか…
千幸の目からは涙が
溢れていた。
「ずっと…大好きだった
幼い頃から、俺の中の女は…
俺の中の姫は…
千幸…だけだ」
ハニカミながら日向は言った。
これは…夢…?