俺の姫は幼なじみ【完】
「…千幸?」
「あっ…ごめん//」
はっとすると日向が私の頭を撫でながらさらに言った。
「…好きだ」
「…わ…私も…好き…っ//」
「…ま…じ?」
16年間の思いが溢れてくる。
「まじ…です//」
「山下…は?」
「無理やり…されたの…」
日向が私の涙をふく。
「じゃあ…、千幸の…
恋人になってもいい?」
日向が真っ赤な顔で言った。
「うん…っ//」
思わず日向の首に抱きついた。