俺の姫は幼なじみ【完】
――……翌日
今日は月曜日だ。
昨日は眠った千幸をそのままにして、自分の家に戻った。
熱…下がってるといいけど。
いつもより早く起きて、千幸が迎えに来るのを今か今かと待つ俺。
カーテンからこそっと見るとまだ来てない。
↓
はぁ…とため息。
↓
またカーテンの隙間からのぞく。
をもう10回ほど繰返した。
…来ないのか…
…しゅん………(泣)
俺は一階に降りようと、カバンをてにとった。
その時、
「日向―!!」
待ってましたぁあっ!!//
↑?
俺はカーテンを開け、下を見た。
そこには元気になった千幸の姿。
…熱下がって良かった…♪
そう思いながら階段をかけおりた。
「日向、朝ごはんは?」
「いらない!!」
「部活もほどほどにしなさいよ〜」
「わかってるって!!
んじゃいってきますっ」
「いってらっしゃい」
日向はお母さんとの話もまるで聞かず、玄関から飛び出した。
ガチャっ