俺の姫は幼なじみ【完】

●千幸side




「日向、早く―」



準備万端の私。




そこに日向が部室から出てきた。




「わりぃ…

じゃ、よろしく」



日向はそぅ言うと走り出した。



風のよぅに走る日向。



幼い頃からずっと走っている日向を見てきた。



最初、日向の近くにいたくて、私も走ろうとした。



けど、心臓が弱くてすぐにばてる。



そんな時、マネージャー募集のポスターを見て、すぐに陸上部のマネージャーになった。



マネージャーなら日向をずっと見てられるし、支えることもできるから。



中学、高校とずっと陸上部のマネージャーだ。











< 63 / 327 >

この作品をシェア

pagetop