俺の姫は幼なじみ【完】
「はぁ…はぁ…っ
日向…っ」
そこには息を切らした千幸がいた。
「………」
俺は黙ったまま。
千幸が俺に近づく。
「日向、ごめんねっ
本当にごめんね…」
「……」
「日向…」
「……」
黙っていると千幸が泣きだした。
「ひなだぁ…っ」
子どものようにわんわん泣く千幸。
ちょ…っ
泣くなよっ(汗)
「…千幸!?
泣くなって…」
千幸の頭を撫でる。
「うわぁぁあん…っ」
「ごめん…千幸
その…俺が勝手にイラついてるだけだからさ…
泣かないで?」
「……ぐすっ……」
「な?」
「…ほんとに?」
涙で濡れた目で俺を見る千幸。
…ヤバい…可愛すぎ…//
「ほ…ほんとに!!//」
「ぅわぁぁあんっ」
千幸はさらに激しく泣き出しながら、俺に抱きついてきた。
千幸っ//
ちょ…まて!!(汗)
「ぐすっ…ぅ……日向…」
「…っ///」
千幸に抱きつかれて思わず顔がにやけてしまう…