俺の姫は幼なじみ【完】
教室に入り席につくと
隣の席から声がした。
「おはよ〜日向」
「あぁ…おはよ、凌」
凌は高校からの友達で
身長も高くて肩幅もあってまぁ…カッコいいから
モテる。
「今日も朝練?」
「おぅ」
「今日も朝から暑かった?」
「おぅ」
「今日も千幸ちゃんと
ラブラブだった?」
「おぅ」
しばらく時間が流れた後、顔から火をふきそうになった。
「ち…ちげーよっ//
ラブラブなんてありえね―しっ//」
「そんなに真っ赤に
なっちゃって♪」
ニヤニヤしてる凌。
…くそ〜っ//
凌は俺が千幸を好きなことを知っている。
凌いわく、見ててわかったらしい。
……とほほ…泣