空色すくらんぶる
昨日も勝手に入って来た。
お風呂からあがって、寝ようかなと自分の部屋のドアを開けたら、私の顔の真ん前に叶汰の顔があった。
叶汰って何だかこういうとこで変にエロい。意識してやってることなのか、叶汰の吐息がかかって何だか恥ずかしい。
だけど私は必死で抵抗する…………………つもりだった。
叫ぼうと思った。
だけど、叫びそうになる私の口は叶汰のキス?によってふさがれてしまう。
キスといっても、私の唇にとても近い頬にだ。
それに驚いて声が出なくなった私を叶汰は軽々抱いて布団の上に押し倒した。