血が繋がってなくても家族だよ
「はい!! お終い!!」


「ありがとうございました。」


「うん。」


絢香さんは薬箱を片付けて、
戸棚の上に置いた。



「ねぇ? ご飯食べてく!?」


「えっ!? いいんですか?」


「うん。一人で食べるの寂しいし。」


「はい!!」


「じゃあ、少し待ってて!!」


絢香さんはそう言って
台所へと向かった。



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