血が繋がってなくても家族だよ
「前田、本当にすまん。
俺がはっきり言えないばかりに・・・」


「先生、私は大丈夫。」



「さっき桐島が俺のとこに来た。」


「楓が?」


「朝の校門での話、聞いたよ。
おまえに酷いことを・・・
本当にすまん!!」


池田先生が私に頭を下げた。


「ちょっと、やめて。
先生が悪いんじゃないよ!!」


「いや、俺たち教師が悪いんだ。」


先生・・・



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