血が繋がってなくても家族だよ
「頭を上げてよ。」


私は池田先生の肩を持った。


「私の普段の行いが悪いんだ。
だから、お母さんや和ちゃんまで・・・」


「前田・・・」


「私がつまらないことで
スネたりしなければ・・・

私がちゃんとしてれば・・・
ううっ・・・」


「前田・・・」


「寂しかったの・・・
私・・・、寂しかった・・・」



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