血が繋がってなくても家族だよ
そんなある日・・・

私はなんだか家に帰る気になれず、
一人ぶらぶらその辺を歩いた。


あっ!! もうこんな時間!!
そろそろ帰ろう・・・


時間は夜の10時になっていた。



「ただいま。」


「瑞穂!! 今まで何してたの!!」


帰るなりお母さんが血相を変えて
玄関先に出てきた。


「別に・・・」


「別にじゃないでしょ!!
今、何時だと思ってるの!!」






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