血が繋がってなくても家族だよ
「瑞穂!!」


真希は瑞穂の部屋に
向かおうとしたが、
和馬が止めた。


「和馬・・・」


和馬は首を横に振って、


「そっとしておこう・・・」


そう言った。



瑞穂はベッドの上で
息を潜めて泣いていた。




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