血が繋がってなくても家族だよ
私は鞄を置いて誠のいる
和室へと向かった。


誠はベビーベッドの上で
スヤスヤと寝ていた。


かわいい・・・


こうやって顔を見るに
いつぶりだろう・・・


私は誠の顔を人差し指で
ツンツンしてみた。


すると誠が目を覚ました。


「あっ!! ごめん。
起こしちゃった?」


誠は私の人差し指を掴み
ニコリと笑った。


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