血が繋がってなくても家族だよ
和ちゃんの顔を恐る恐る見た。


和ちゃんの顔は硬まっていた。


「瑞穂!!」


パシッ!!


お母さんの平手が飛んできた。


「なんてこと言うの!!」


私に怒鳴るお母さんの声が
やけに遠く感じた。


和ちゃん・・・


和ちゃんは動かないまま
私を見てる・・・


私は耐えられなくなって、
家を飛び出した!!



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