血が繋がってなくても家族だよ
「なんで三つ・・・!?」


「おまえは二つ掴んだやろ?
おまえみたいな奴は
自分の分を盗らへんからな。
それはおまえのや!!」


「ああ・・・」


俺は涙が溢れた。


こんなに人にやさしくされたこと
なかったし、何より自分のことを
思って気にかけてくれた。
それがうれしかった・・・




◇◇◇◇◇




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