血が繋がってなくても家族だよ
辺りはすっかり暗くなっていた。


「送ってったるわ。」


「いいよ!!」


「ええから!!
一応レディーやしな。」


「一応って、どーゆうことよ!?」


「一応は一応や!!」


「はぁー!?」


そう言いながらも、
私はすごくうれしかったんだ。


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