血が繋がってなくても家族だよ
「その様子だと、まだ謝ってないな?」


「うん・・・」


「そうか。」


毅はそれ以上は何も聞かなかった。



「なぁ、1時間目サボらんか?」


「えっ!?」


「ええやん。」


「ちょ、ちょっと!!」


毅は私の手を握って
学校とは逆の方向へと走りだした。







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