血が繋がってなくても家族だよ
人気の無い空き地へと
連れて行かれた。


そこで美樹は立ち止まった。


「なんか楽しそうね?」


「はっ!?」


「今日は笑ってたじゃない。」


「あんたに関係ないやろ?」


「はっ!? 気に入らんねん。」


「はっ!?」


「昨日までへコヘコと
着いて来てたのに、
今日は無視ですか?
昨日は恥かかされたしな。」


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