希望のポケット
しかーし
次の日…




「莉華ちょっと降りてきなさい」
はぁ~どうせまた勉強勉強っていうんでしょ…ありえなーい!




「何?また説教?」




「何言ってんのよ、今日は莉華にいいお・し・ら・せ」
こう言いニヤニヤお母さんは笑っている
イヤな予感…
あたしはすぐ何かを感じた
さぁて何を言うつもりなんだろう…
そう思っていたらお母さんが1枚のチラシをだしてきた




「何?そのチラシ」
あたしがそう聞くと…




「これほら近所にできた新しい塾のチラシよ。もう申し込みしといたからね」




「えーっ!ちょっと勝手に何やってんの!!ウソでしょー」




「ホントよ。莉華今年受験でしょ。なのに全然勉強しないんだから…」




「だから申し込んだの!?」
ガーン!!
マジウソでしょ~勉強とかムリ~ありえなーい!
ちょっとマジメに勉強しとけばよかったな…




「塾、来週かららしいから。ちゃんと行くのよ~」
はぁ、はい。
行きますよぉっと。






< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop