希望のポケット

一目ぼれ


塾の教室は学校とは違ってすごーく静かだった
知っている人も美紀しかいなかった

あぁ~美紀のこと誘ってよかったぁ~
あたしは心の底からそう思っていた
すると美紀が
「莉華~あたしのこと誘ってよかったね~あたしいなかったら莉華絶対塾サボるじゃん!」
うぅ。
たしかにサボってたかも…




「そうかも…美紀~一緒に塾来てくれてありがとう!!」




「いいって、いいって!莉華はあたしの親友じゃーん」
美紀はそう言って笑った
あたしもつられて、笑った



「莉華やっと笑顔になった~やっぱ莉華は笑顔がいちばんだよ~」
こうして2人で笑いながらしゃべていると…




「おーい!授業を始めるぞ~みんな席つけ~」
おっ!授業が始まるー
1限なんだっけなぁ~
数学だったら最悪~















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