ティラミス捧げます スイーツコメディ祭参加作品
「これ、お詫び。それから、明日、保健室においで。作り方、教えてあげるから。ただし、材料費だけは援助できないからね」
材料を揃えることも、やっぱりキミじゃなくちゃね。
そんな言葉をガブリエル様は添えて、帰路につくオレにひらひら手を振った。
結局、何がなんだかよくわからんが。
とにかく。
作れそうな目途は立ったから。
良しとするかな。
ガブリエル様にいただいたお詫びのたいやきは、まだほんのりと温かい。
オレは一口たいやきにかぶりつく。
「つーか……ティラミスたいやき?」
たいやきの中がティラミス風味というか。
ティラミスになっている。
あの覆面店主に作ってもらっちゃうのが。
一番手っ取り早い気がするけど……
やっぱ、殺されるよな?
材料を揃えることも、やっぱりキミじゃなくちゃね。
そんな言葉をガブリエル様は添えて、帰路につくオレにひらひら手を振った。
結局、何がなんだかよくわからんが。
とにかく。
作れそうな目途は立ったから。
良しとするかな。
ガブリエル様にいただいたお詫びのたいやきは、まだほんのりと温かい。
オレは一口たいやきにかぶりつく。
「つーか……ティラミスたいやき?」
たいやきの中がティラミス風味というか。
ティラミスになっている。
あの覆面店主に作ってもらっちゃうのが。
一番手っ取り早い気がするけど……
やっぱ、殺されるよな?