ティラミス捧げます スイーツコメディ祭参加作品
「次振り向かなかったら半殺し」
背中に走る悪寒と殺気に。
オレはすぐさま振り返った。
あー。
目が据わっておいでですね。
とっても不機嫌でいらっしゃいますね。
名古屋巻きのとっても素敵なイケメン一人。
そこに仁王立ちしていらっしゃる。
「おまえ、2月14日が何の日か、知ってるか?」
なんで14日?
っていうか、オレ、それより実家の15日のイベントのほうが……
「知ってるか聞いている」
目がさらに据わる。
「知ってますけど、なにか?」
オレが答えると、その方はニンマリと嫌な笑いを浮かべた。
「私が甘いものが好きなのは知っているな」
最近、私という言葉をよく使うようになりましたね、天使様。
あー。
これって友情の現れってやつかなぁ?
心開かれてるってことなのかなぁ?
背中に走る悪寒と殺気に。
オレはすぐさま振り返った。
あー。
目が据わっておいでですね。
とっても不機嫌でいらっしゃいますね。
名古屋巻きのとっても素敵なイケメン一人。
そこに仁王立ちしていらっしゃる。
「おまえ、2月14日が何の日か、知ってるか?」
なんで14日?
っていうか、オレ、それより実家の15日のイベントのほうが……
「知ってるか聞いている」
目がさらに据わる。
「知ってますけど、なにか?」
オレが答えると、その方はニンマリと嫌な笑いを浮かべた。
「私が甘いものが好きなのは知っているな」
最近、私という言葉をよく使うようになりましたね、天使様。
あー。
これって友情の現れってやつかなぁ?
心開かれてるってことなのかなぁ?