【完】宛先不明のラブレター


けれど、確実に俺達の間には別々の道へと歩むカウントダウンが、このときすでにはじまっていたのかもしれない。




大学生、最後の冬。

未来なんて見ているようで見ていなかった、あの頃に戻って過去をやりなおすとしたら。


…俺は、どうしていたのだろうか。




もちろん、過去に戻ることなんて出来はしないのだけど。


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