Beeな彼女とHoneyな彼氏
「でも、愛ちゃん、俺の事、男として、見てくれないって分かってたから・・・」




「そんな事・・・」




「じゃないと、海なんか、一緒に行かないでしょ?」




「・・・・・・。」





何も言い返せなかった。





「だから、罰ゲームを聞いた時、思ったんだ“チャンス”だって。」





「愛ちゃんが・・・聞いてるの知ってたんだ・・・」




あの時、あたしが廊下にいたのを・・・?




ハテナばっかり・・・





「愛ちゃん、負けず嫌いだから、告白を断るわけないって思ったんだ・・・」




「・・・それって、あたしの気持ちを利用したって事?」




「・・・・・・。」





直人がそんなことするなんて・・・




< 25 / 33 >

この作品をシェア

pagetop