オレンジ
(ピーーーーーーーー)
始まった。女子準決。

[棗第一VS北波中央]


スタメンは変わらず
みんな燃えていた。

芙由)「怜!!!逆さい」

玲)「はい!」

千晶)「っしょーー」



__________________________________________________________________

央)「危なかったねぇ」

葵)「でも、勝ててよかった~」

あたしたちは勝った。


男女そろって決勝進出。
快挙だ。


千晶)「弁当届いたぞーー」

玲)「やっとかー!お腹すいたぁ~」

千晶)「食べよー」

芙由)「1年生、これ男子の分、わたしといて!」


っっ!!!!
これって、チャンスだよね!?
再びチャンス到来だよね!?

央)「葵!チャンス来たわ。あたし、行ってくる」

葵)「チャンス?いくってどこに?っあ!!
    もぅ、どこいってんの?
   ちーかー?弁当は1年が・・・」

央)「1年生!!あたし持ってくからイイよ」


このチャンス、逃すもんか。
勇気だ!!

あたしは尚君のもとへ走った。

葵)「ふーん。そーゆーことか、チャンスって。
   央もやるな!」


/////ドキドキ////////
緊張する...


央)「あっ、あの・・あの、大竹くん!!!」

尚)「えっ?あっ、何」

央)「男子の分の、お弁当...。
   これ、はい。」

尚)「あーー、ありがとう」



眼は合わせらんなかったけど
あたし、話せた!!!
尚君と話せた!!!

央)「あーーおーーいーーー!!!」

葵)「央!!見てたよ!!おめでとー」

央)「緊張したぁ」
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