青春学園恋人部
「仕方ないね。俺も家でやるさ!」


また乗っかったの新先輩。


てか元々家でやれ!!


「分かった。部室ないでの性行為は禁止!
でいいな?銀。」


銀は思いっきり頷いて私にあの時の様な満面の笑みを浮かべた。


「んじゃみんな帰宅!
バイバーイ!」


やっと…帰れる。



「千菜…送るよ。
今日かなり貧血起こしたから。」


銀は貧血を気にして私を家まで送ってくれるみたいだ。


優しい…かなり優しい。


「ありがとう。」


銀は自分の家とは正反対なのにわざわざ送ってくれた。


私は銀に手を振り、家に入った。


私はまだ気づいてなかった…。
自分の気持ちに。
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