満月の夜
学園
とある建物の屋上に 三人の怪しい影があった





「とうとう この日がきたのね」


「あぁ… 久しぶりに帰れるな 故郷に…」


「…………」


「どうしたの?二人して そんな沈んだ顔をして?」


「………何か嫌な予感がする」


「お前もか? 実は俺もだ、明日の儀式に 何も起こらなければいいがな…」


「二人が 同じ事を思うなんて珍しいわね」


「気のせいで 合って欲しいな…」


「同感だ」





三人の怪しい影は 建物から姿を消した


 
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