Treasure!
半ば強引に俺に押し付ける形で、少佐達はライセンスを手渡して帰っていった。
古代遺産奪還の褒賞金については、後程送られてくるとの事。
「やるって言うんだからもらっておけばいいのよ」
ティアが俺の肩をポンと叩く。
「これで君も私と同じトレジャーハンターね」
「…ああ」
何だか嬉しいような、むず痒いような、不思議な気分だ。
「あ、そうだ。だったらトレジャーハンターらしく、装備品も整えないとね!」
そう言って彼女は、ずだ袋の中から自分のお古の装備品を引きずり出した。
白の半袖Tシャツ、茶のカーゴパンツ、ショートブーツ、ブットパック。
俺は武器は扱わないので、拳を痛めないようにとオープンフィンガーグローブ。
戦闘で使わなくても、持っておけば何かと便利だという事で、ナイフも一本持たされた。
「まずは格好から入らないとね」
何故かティアは妙に満足そうだった。
古代遺産奪還の褒賞金については、後程送られてくるとの事。
「やるって言うんだからもらっておけばいいのよ」
ティアが俺の肩をポンと叩く。
「これで君も私と同じトレジャーハンターね」
「…ああ」
何だか嬉しいような、むず痒いような、不思議な気分だ。
「あ、そうだ。だったらトレジャーハンターらしく、装備品も整えないとね!」
そう言って彼女は、ずだ袋の中から自分のお古の装備品を引きずり出した。
白の半袖Tシャツ、茶のカーゴパンツ、ショートブーツ、ブットパック。
俺は武器は扱わないので、拳を痛めないようにとオープンフィンガーグローブ。
戦闘で使わなくても、持っておけば何かと便利だという事で、ナイフも一本持たされた。
「まずは格好から入らないとね」
何故かティアは妙に満足そうだった。