Treasure!
ゴクリと唾を飲み込む。

構えこそ取らないものの、俺はいつでも動けるように神経を尖らせていた。

ガラガラヘビが仕掛けてきた瞬間が勝負だ。

頬を伝う汗も拭う事なく、俺は集中力を高める。

そして…。

「っっ!!」

ガラガラヘビが仕掛けてきた!

猛毒を帯びた牙を剥き、背後から食らいつこうとする!

その瞬間を見極め、俺は跳躍した!

空中に逃れ、何とかガラガラヘビの一撃目を回避する。

同時に俺は落下速度を利用して、ガラガラヘビの頭部に肘打ちを打ち込む!

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