Treasure!
肘は見事にガラガラヘビの脳天を直撃!

並みのエイプならば確実に昏倒するほどの威力だ。

素早く距離をとり、俺はガラガラヘビの方を振り返る。

が。

「!?」

甘かった。

ガラガラヘビは昏倒どころか、動きすら止めずに俺に追撃してきた!

すぐに回避行動をとる!

ちっ!と。

ガラガラヘビの牙がかすめる音が聞こえた。

幸い肌には触れていない。

だが身につけていた拳法着が牙で切り裂かれた。

< 50 / 372 >

この作品をシェア

pagetop