cold pupil
なんか、大人っぽい服だった。
こんなん、似合うのか?
そんな事を思いつつ、これを着るしか無かったため、黙って着た。
着替え終わり、扉を開けて回りを見ても、レイが何処にも見当たらなかった。
黙って、消えてんなよ。
イライラするな。
「おい、こっち来い。」
ドキ
急に後ろから声がするからビックリしてしまった。
あたしの後ろにあったらしい階段にレイは居た。
「急げ、時間が無い。」
てめえが、急に消えたんだろうが。
あたしはこんな事を思いながらも、色々して貰ってるし、輝の友達だから言わなかった。