cold pupil
同居





――――――――――――――……



成、と会ってから1週間。


つか、成が居候し始めてから1週間弱。



不思議と楽しかった。



成は色んな事をしてくれた。


掃除に、洗濯に、料理。


あたしは毎日、成の作った料理が食べたくて、倉庫には行かず、家に居た。


幹部の奴等から何回か電話来たけど、適当に流しといた。


だけど、流衣は何も言わなかった。


それが逆に怖かった。


今成と居るのが分かったら、何するか分かんない。


成に危害を加えるかもしれない。


あたしは、その事を成に話そうか迷っていた。



何かあってからじゃ、遅いんだ。



いつも、その事に気づくのは、必ず何かが起きてから。






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