cold pupil
「華奈さん、俺………。」
「ねぇ、成。さよならする訳じゃない、また会うよ。絶対。」
「本当ですか?」
「成、いつでもここに来て良いよ。でも、それは成が本当に辛い時だけ。もう駄目だって思ったらおいで。その時は、また助けてやる。」
「はい!華奈さんも、辛くなったら俺を呼んで下さいね。」
「分かった。」
「華奈さん、寝ましょ!」
「うん。」
あたし達は、同居してから初めて、一緒のベッドで寝た。