こんなはずじゃなかった!!
第1章 仲良しな私たち
「キャァァァ!!」
8時20分…完全に遅刻だ…
私、杉浦詩音。高校2年生。
ただいま朝の8時20分です。
「いってきま~す…」
遅刻を確信した私はゆっくり歩いて
ます…
☆学校☆
やばッ…もう9時過ぎてる…
「す…杉浦…」
声のする方に振り向くと…
「生活指導の権田!!」
やばいッ!声に出ちゃった…
名前からして明らかに怖そうな先生…
てかめっちゃ怖いです!!
「呼びすてとはいい度胸だなぁ…」
迫ってくる権田。
「ひィ!!」
後ずさりする私。