星の数程
座りこんでいるあたし達の頭上から、男子の声が聞こえ、声のする方に顔を上げると、
そこには宏紀と龍也(リュウヤ)がいた。
あたしは、二人を夜景をバックに撮って欲しいのかと勘違いして、
「え?誰が?」
と、間抜けの返事をしてしまった。
すると宏紀は深呼吸し、
「葉月、俺と写真撮ってくれへん?」
と、真っ直ぐあたしの目を見て言った。
あたしが何も言えずに黙っていると、
「鈴が荷物見とくから行って来なぁよ。」
鈴があたしを急かす様に言った。
「…わかった。ありがと。」
そしてあたしは前を歩く宏紀の後ろを人を避けながらついていった。
そこには宏紀と龍也(リュウヤ)がいた。
あたしは、二人を夜景をバックに撮って欲しいのかと勘違いして、
「え?誰が?」
と、間抜けの返事をしてしまった。
すると宏紀は深呼吸し、
「葉月、俺と写真撮ってくれへん?」
と、真っ直ぐあたしの目を見て言った。
あたしが何も言えずに黙っていると、
「鈴が荷物見とくから行って来なぁよ。」
鈴があたしを急かす様に言った。
「…わかった。ありがと。」
そしてあたしは前を歩く宏紀の後ろを人を避けながらついていった。