プリンス君家の7日間
三章 明日香とアスカ
「ニ゙ャ〜〜〜〜…!!!」
そこには、下着一枚であたしに手を差し伸べる『圭人』の姿があった。
あたしは、卒倒寸前。
何が起きたのか、現状を掴めない。
しかも、圭人はあたしが『明日香』だって知ってるの?!
「ん?アスカ、お腹空いてんのか??
変な鳴き声で鳴いて。」
え?
えぇ??
あっ…………。
そーいや、圭人ん家のネコに『アスカ』って名前のネコが居たよーな。