プリンス君家の7日間



もうっ!ややこしい名前をつけるんだからっ!!




バカ圭人っ!






そんな混乱しているあたしを余所に、大きな手があたしの頭を撫でた。





「っ〜〜〜〜……!!」





ネコになって、圭人はネコに頭を撫でているのだけれども。




あたしからすれば、『アスカ』にじゃなくて『明日香』にしてるようなものだった。






「やっぱ、調子悪いのか?」





どうやら、圭人を心配させてるようだ。










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