プリンス君家の7日間



「…ちょっと、待ってな。」




ポスッとベッドに乗っけられて、圭人は落ちた紙を片し始めた。





……ん?



一枚だけ、小さな男の子二人と女の子の写ってる写真がベッドの上に落っこちていた。






(…!?)






よく見ると、一人の男の子は圭人で、女の子はあたしだった。





「お、その写真…。」





そして、圭人が拾い上げる前に一瞬だけ見たもう一人の男の子を見て愕然とした。








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