プリンス君家の7日間
二章 一生のお願い
その日の夜。
あたしは変な夢を見た。
『アスカ、おいでっ』
何故か、圭人が大きく見えて
あたしに手招きしている。
いや、元から圭人は大きいんだけど。
そーゆう大きさじゃないっていうか。
『ほらっ、アスカ!』
あたしの名前を呼んで、抱き上げる圭人。
あぁっ、これが夢じゃなかったら………。
てか、なんか。
自分の体がモフってするんだけど………?